わが家のおすすめアクションを紹介
では、実際にアンバサダーさんが取り組んでいる環境対策を見てみましょう。
使い捨てプラスチックを削減|平丸真梨子さん
マイボトル
出かけるときには、家族それぞれ1本ずつマイボトルを持っていくようにしています。これによりペットボトル飲料を買わずに済むので、使い捨てプラスチックを削減でき、お財布にも優しい!また水筒だけでなく、リユース容器やマイ容器を使ったり、エコバッグを車やかばんに入れておいたり、使える物は長く使うなど、ちょっとしたエコの心がけも忘れないようにしています。
当たり前のこととしてできるように生活や会話を心がけながら、家族みんなで取り組んでいます。
他にも…
賞味期限が切れそうな食品は、よく目に付くところに集めておき、期限が切れる前にみんなで食べるようにしています。食品ロスをなくすことはもちろんですが、食育面でも子どもに「食」の大切さを伝えられたらいいなと思っています。
平丸真梨子さん
ライター・編集者。2児の母。名古屋市在住。子育てをきっかけに「エコな暮らし」や「ゴミの出ない暮らし」「プラスチックフリー」などに興味を持つ。頑張らなくてもできるエコなアイデアをインスタグラムで発信中。
自分で作ることでモノを大事に|空木マイカさん
みつろうラップ
わが家では、子どもたちと一緒にみつろうラップを作っています。おうちにあるハギレやお気に入りの布にみつろうを染み込ませるだけで、簡単に楽しく作ることができるので、とってもおすすめです。みつろうラップを使い始めてからは、使い捨てのラップの使用回数も減り、家族みんなでごみ削減に取り組めています。思い入れのあるものを自分で作ることで、同時にモノを大事にしたくなる気持ちも引き出せたらいいなと思っています。
他にも…
環境対策としてやっていることはできるだけ特別なことではなく、「あたりまえのこと」に感じてもらえるように意識しています。あえて家族に「こうして」というのは言わず、公園で遊んでいてごみが落ちていたら当たり前に拾い、お風呂のお湯を再利用して洗濯をし、生ごみをコンポストに入れている姿をただ見せるだけ。子どもたちも夫も、いつのまにか当たり前のように一緒にやってくれるようになりました。
コーヒーの麻袋を活用したコンポスト
空木マイカさん
「ズボラに楽しく、地球にやさしく」をモットーに、暮らしの中のエシカルなアイデアをエシカルおかんとして発信中。畑仕事と料理が好き、食べることはもっと好き。ラジオDJや講演会、司会など、仕事でもよく喋り、家ではもっとよく喋る二児の母。パパママの集まる環境NPO「グリーンジャーニー」の代表理事もしています。
生ごみの軽量化でCO₂削減|mihoさん
ごみの軽量化
生ごみは、乾かしてからごみ箱へ入れるようにしています。子ども達もフルーツの皮を生ごみを乾かすお皿に置くことが習慣に。生ごみは水分をたっぷり含んだままごみに出すと、ごみ処理場では大量の水分を処理する必要があり、ごみの燃焼に時間がかかってしまうそうです。ごみの減量が、二酸化炭素排出量の削減につながることを知り、わが家でも軽量化という形で取り組んでいます。
\生ごみの水切りにおすすめ/
他にも…
環境問題については、子どもと一緒に絵本を読んで学んでいます。図書館には、環境問題を題材にした絵本がいくつかあるので、何度も借りて読んでいます。そのなかでも特にお気に入りの絵本が「プラスチックのうみ」と「ポリぶくろ、1まい、すてた」です。
mihoさん
子ども達が安心して暮らせる持続可能な社会にしたいという思いから、環境に配慮したエシカルな暮らしを始めました。 優しい選択を重ねるこのライフスタイルは、わたしの暮らしを心地好く豊かなものにしてくれます。 エシカルな暮らしはカジュアルにオシャレに取り入れることができる。 このことをたくさんの人に知って欲しいという思いから、Instagramでは誰でも簡単に取り入れられるエシカルライフ、エシカル消費の紹介をしています。
ごみ拾いをしながら登校|ばさきまりこさん
ごみ拾い
毎朝、子どもと一緒に通学路をごみ拾いしながら登校しています。きっかけは、私が運営に入っている地球環境の活動チームで、5/30のごみゼロの日前後に、「#ゴミさんぽ」をつけてごみ拾い風景をSNSに投稿しようという企画を行ったことでした。ちょうどその頃、娘が小学校生活に戸惑いを感じていた様子があったので一緒に登校しながらごみを拾うことで、楽しみながら学校に行けるようになっていきました。
毎朝ごみ拾いをしていますが「拾うごみがない!」という日は残念ながら今のところありません。タバコの吸い殻、タバコの箱、お酒の缶、お菓子のパッケージが多いです。何気なくいつも歩いている道も「よく見るとごみがたくさん落ちている!」ということもあるので、ぜひ意識してお散歩してみてください。
他にも…
わが家では、手や口を拭くのはティッシュではなく、タオルやハンカチを使うようにしています。使いやすいように、タオルはテーブルの脇にかけておくのがおすすめです!
ばさきまりこさん
出産を機に会社員からお片づけの仕事へ転身。お片づけの仕事を通して、子どもの頃から気がかりだった地球温暖化の解決ができないかと、コンポスト、電子レンジ無し生活、環境にいい日用品を使う暮らし方など、自分のライフスタイルや実践したことをInstagramで発信しています。コミュニティで地球環境講座の運営、スピーカーをやることもあります。 趣味はお片づけです。ミニマリスト的なお片づけが好きです。好きな収納スペースは押入れです。
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