2週間後、生ごみの様子に変化が!
生ごみを紙袋ごとコンポストに投入して2週間。久しぶりに生ごみを掘り返して、確認してみると紙袋の底面部分に白く変色している部分が。腐ってしまって失敗かな、と思いながら調べてみると、この白いものは白カビ!コンポストに入れた生ごみに白カビが付くのは発酵がうまく進んでいる証拠だそうです!
ヤッター!ということで再び土を被せて生ごみを眠らせます。
コンポスト容器に猫の毛!?
コンポスト運用開始から1ヶ月ほど経ったある日、コンポスト容器の蓋の上に何やら猫の毛のようなものが。コンポストは発酵がうまく進んでいると、中で熱が発生します。もしかすると、肌寒くなってきたこの季節に、野良猫たちの良い寝床になってしまっているのかも…。ということで、ここまでは1階の車庫で運用を続けてきたコンポストですが、猫からの被害と生ごみの匂いで虫が発生する危険性も考慮し、2階のベランダへと場所を移動しました。
冬の時期は変化が少ない
12月。少しだけゴミとして認識していた塊が小さくなっているように感じます。
コンポストの観察を始めたのが10月。後々調べて判明しましたが、冬の時期は微生物の活動も暖かい時期ほど活発にならず、分解の進行も遅くなってしまうとのこと。分解をできるだけ促すために塊で投入していた生ごみはコンポスト内で細かく砕いて様子を見ました。
5月、コンポスト容器を開けてビックリ!
12〜4月は見た目上、全く変化のなかったコンポストですが、5月に蓋を開けてみてビックリ!
なんと「もやし」のような植物がコンポストの中で芽を出していました。(ちょっと気持ち悪い)
正体は生ごみとして入れたカボチャの種!
大して水もあげずに、分解促進材も入れていたのでまさか種が成長するとは思いませんでしたが、
カボチャの生命力はすごいですね。
しかし今回の目的はコンポストの検証…。
心を鬼にして、発芽した新芽たちも肥料の素になってもらえるように、土の中に埋め直したのでした。
6月、ついに自家製肥料が完成!
カボチャの芽を分解させるために埋めた5月から1ヶ月。
6月に蓋を開けてみると、カボチャの芽も分解されてなくなり、コンポスト内はほとんど最初の生ごみを入れていない状態と同じ見た目に。栄養のある堆肥になってくれたようです!
これで分解フェーズの観察は一旦終了。
次のページでは実際にこの分解を終えた自家製肥料を利用して、1ヶ月間で野菜を育てたレポートを掲載します。
【次ページ】有機肥料を使ってあの野菜育ててみた!
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