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おさかなの街づくりプロジェクト 〜収穫体験編〜|環境活動探訪記

3月末〜4月初旬開催|コンブの収穫体験

午前の部|とうとう最終工程のSTEP3

2025年3月末ー

赤ちゃんコンブの種付けから始まったおさかなの街づくりプロジェクトもとうとう最終工程のSTEP3。種付け時は5ミリほどの小ささだったコンブですがどのくらい成長しているのでしょうか?STEP3全体の体験スケジュールはこちら!

 

参加受け付けスタート!

会場の都合でイベント実施日が平日となってしまったSTEP3のイベント。春休みの期間ではあるものの、子供たちが集まってくれるのか、スタッフはスタート30分前までドキドキ。

 

 

そんな不安も束の間。イベントスタートの11:00が近づくにつれ、続々と子供達が集まってきてくれました。中には今までのSTEP1~STEP3までのイベントに全て参加し、参加の証「ミモル(海守)」を全てコンブリート(コンブ語でコンプリートの意)する強者も!イベントへの期待が高まります。

コンブのお話し

 

まずはこの神奈川県横浜市で養殖されるコンブについて幸海ヒーローズ CKO(Chief Kelp Officer|最高コンブ責任者)の富本龍徳さんが解説。今回は子供達主体のイベントなので、磯焼けや海洋生物の保全など海が抱える環境問題についても噛み砕いてわかりやすくお話されていました。

 

\コンブが海の生態系を救う!?/

 

成長したコンブとご対面

12月の種付けから約4ヶ月の時間を経て成長したコンブがついにお披露目!

 

 

参加者からは「おおーっ!」「大きい!!」と喜びと感動の声が溢れます。しかし、今回のコンブの中には穴あきがある少し普通と違ったコンブも。

 

 

「今回のコンブは大きく成長しましたが、中には穴ボコがたくさん空いているコンブもあります。これは海の温度が上がっている影響で溶けてしまったり、増えたプランクトンなどが食べてしまい虫食い状態になったりしているものです。」と幸海ヒーローズの稲垣さん。子供達は実際に環境問題の影響を自分の目で確かめることもできました。

 

 

育ったコンブと記念撮影!(プライバシーに配慮し、写真を加工させていただいております。)

コンブと触れ合いながら収穫&加工作業体験

 

メインイベントの収穫・加工作業では、ぬるぬるとした手触りを味わいながら、生簀(いけす)に入ったコンブをカゴに詰め、測定台までバケツリレーの要領で運びます。

 

 

大人も子供も楽しそうにコンブと触れ合い、自分たちが運んだコンブの重さがどれくらいなのか作業終了まで終始ワクワク。10分間のコンブバケツ(カゴ)リレーの結果は…?

 

 

子供たちが10分間で運んだコンブの重さはなんと合計82.44kg!10分という短い時間で本物の漁師さんが処理する約1/5の量を作業することができました。

働いた後は「とれたてコンブ試食」のご褒美!

 

今回、おさかなの街づくりプロジェクトで育てた横浜のコンブは短期間で成長したコンブのため、より生食に適した厚みが特徴だそう。加工したてのコンブを食べやすい大きさにカットして、鍋でしゃぶしゃぶ。さっと色が鮮やかな緑に変わると「綺麗だね〜!」との声も。ポン酢や特製のタレをつけて試食すると「美味しい!」という声と笑顔でいっぱいの子供達。STEP3までお疲れ様でした!!

 

 

 


 

【次ページ】午後の部|水福連携って何?

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