答え
正解は...
A:つけっぱなしです!
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解説
「地球沸騰化」が叫ばれる昨今、エアコンは命を守るために必須となっています。しかし、2021年9月以降、原油価格の高騰により電気代の値上がりが続き、家計の負担もより一層増えています。
家庭で使われる電気の中でも一番割合が大きいエアコン。節約を意識せずに使っていると電気代も高額になるのと同時に、必要なエネルギー使用量も増え、CO2の発生を促すことで地球温暖化を加速させる一因となってしまいます。
そこで今回は、家計と地球の負担を同時に減らせる、冷暖房の賢い使い方をご紹介します!
今すぐできる!「かんたん冷暖房節約術」3選
1. 運転モードは「自動運転」に
エアコンを使うときは、初めから弱運転で運転するよりも、自動運転で一気に室温を設定温度にしてしまったほうが電気代がかからないのをご存知ですか? 一見「弱モード」の方が省エネに思えますが、弱モードでは設定温度まで到達するのに時間がかかり、電気代も余計にかかってしまうことも。自動運転機能は、室温が設定温度になるまでは強風運転、その後は微風運転、と効率良く運転を行ってくれるため、いちばん電気代をかけない運転方法なんです。
2. 夏の冷房時は「28度」、冬の暖房時は「20度」を目安に
環境省が推奨する冷房の設定温度は「28℃」、暖房の設定温度の目安は「20℃」。
設定温度を1℃下げることで約5~10%の節約に繋がります。特に外気温との寒暖差が大きい場合は、電力消費もより大きくなるため、1℃下げるだけでも節電効果が高まることが期待できます。
また、サーキュレーターと併用する方法もおすすめです。暖かい空気は室内の上部に、冷たい空気は下部に溜まりやすいという性質があるので、冷房時は風を上向き、暖房時は下向きに設定します。サーキュレーターで空気を循環させることで、より冷暖房の効率を上げられます。
3.こまめなスイッチのオン・オフは逆効果
エアコンは、電源をつけた直後に最も電力を消費するため、頻繫につけたり消したりするとかえって電気代が高くなる可能性があります。エアコンの電気代節約においては、「室温をなるべく一定に保つ」ことが重要なので、30分~1時間程度の外出であれば、つけっぱなしにしておくのがおすすめです。 特に、真夏や真冬は外気温と設定温度の差が大きくなりやすく、多くの電力を消費します。短時間でエアコンのオン・オフを繰り返すのは控えましょう。
参考)DAIKIN工業株式会社:「空気のお悩み調査隊がゆく」
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\地球沸騰化って?/
電気の省エネで、地球温暖化を防止しよう!
一般的に、電力による冷暖房を行う場合、室温設定の調節による省エネ効果は、夏よりも冬のほうが大きいことが知られており、日頃から少し工夫するだけで多くの経済的なメリットがあります。 また、省エネは光熱費の節約だけでなく、地球温暖化対策としても重要。上手な使い方でカーボンニュートラルにも貢献できます。今回ご紹介した簡単なエアコンの設定だけでも、十分な節電効果がありますので、ぜひみなさんもお試しください!
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