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「たったひとつのドングリが」幼児〜小学校低学年におすすめ 循環するいのちの物語 | ダイナリーBOOKS

「たったひとつのドングリが」幼児〜小学校低学年におすすめ 循環するいのちの物語  | ダイナリーBOOKS

ダイナリー図書館では、これからの地球のために、自分ごととして環境問題に取り組むキッカケとなれるよう、カンキョーダイナリー(環境>)おすすめの本や映画などをご紹介していきます。

ひとつのドングリから始まる、循環するいのちの物語

ひとつのドングリから芽が出て...?

はじまりは、地面に落ちたひとつのドングリ。そのドングリから芽が出て木に育ち、その木に鳥が巣を作り、鳥が落とした種から花が咲く。生物たちの営みによってまた地面にドングリが落ち、豊かな森を作っていく。

 

このように生き物たちがお互いに関わり合っている仕組みを「生態系」といいます。この本に出てくるのは、とある森の、ドングリから始まる生態系の物語です。

美しいイラストとやさしい言葉で描かれているので、幼児〜小学校低学年の読み聞かせにぴったりな絵本です。

 

\意外なあの生き物が絶滅危惧種?!小学生向けクイズ/

 

人間もまたいのちの循環の中にいる

生物多様性とは、地球上の生物が多様な形で直接的・間接的に影響し合っていることを指す言葉です。気候や地形、地質などに応じて、さまざまな生態系が形づくられており、同じ種でも地域によって行動や形が異なるなどの違いもあります。生きものの多様さとともに、その生息環境の多様さをも表している言葉が「生物多様性」です。

 

自然は多くの生命にとって欠かすことの出来ない土台です。私たち人間にとっても、生きるために必要な水を与えてくれたり、酸素を与えてくれたりと欠かせない存在です。自然の資源は人間にとって必要であり、人間もまた多様性の中にいます。

自然の損失によって世界のGDPの半分である44兆ドルが崩壊の危機にあるとも言われており、生物多様性を守ることは私たちの生活を守ることにも繋がります。

 

ひとつのドングリから、生き物の多様さや関わりを感じられる本書。ぜひお子さんと一緒に読んでみてください。

 

\生物多様性の減少を食い止め、守るためには?/

 

日本の生活にも古くから関わりのあるドングリ

ドングリはじつは種ではなく、「堅果」と呼ばれる果実に当たる部分です。植物学的には、ブナ科植物の果実の総称で、大きさや形状には樹種によってそれぞれ違いや特徴があります。

日本には縄文時代からシイ、カシ、トチ、ナラなどドングリができる樹種が自生しており、縄文人たちはドングリをすりつぶして火であぶったものを主食として食べていたそうです。現在日本固有種のドングリは22種類あるそうで、北海道から沖縄まで広範囲に自生しています。

 

日本の動物園や公園には「ドングリポスト」が設置されている場所があります。回収されたドングリは、主に動物の食べ物として活用されるそうです。動物たちにとっても栄養豊富で長持ちするドングリは、たくさんの生き物の食べ物になります。

 

小さなお子様の遊びとして定番のどんぐり拾いも、動物たちの食事として活用されると思うとより楽しく拾えそうですね。お近くの動物園や公園にも「ドングリポスト」がないか、チェックしてみてくださいね!

 

※季節限定で実施している場合があります。ご利用前に実施時期や実施状況を必ずご確認ください。

※各園ごとにルールがあります。ご利用前にご確認の上、ルールを守ってご利用ください。

 

 

\生き物と環境問題について考えよう/

 

\読み終わったらカバーをリメイク!/

 

 

【著者紹介】

作:ローラ・M・シェーファー(Lola M. Sehaefer)

数多くの子どもの本を手がけてきた作家。ジョージア州の北部に住み、近くの森を散策しては、カシやドングリに親しんでいるという。日本で紹介されている作品に『ライフタイム―いきものたちの一生と数字―』(ポプラ社)、『おにいちゃんになるひ』『おにいちゃんだいすき』(ともにフレーべル館)、『うえにはなあに したにはなあに』(福音館書店)などがある。

 

作:アダム・シェーファー (Adam Sehaefer)

子どもの本の作家。今回の絵本で、初めて母のローラと一緒に仕事をした。昼間は公務員として働き、夜の時間を執筆にあてている。

 

絵:フラン・プレストン=ガノン(Frann Preston-Gannon)

ロンドン在住の画家。ケイト・グリーナウェイ賞など、多くの賞に名前があがっている。2011年には、イギリス人で初めて「センダック・フェローシップ」の一人に選ばれ、高名な絵本作家モーリス・センダックが住んでいた家で一ヶ月間の研修を受けた。

 

訳:せなあいこ

東京生まれ。同志社大学卒業。主な翻訳絵本に『しりたがりやのふくろうぼうや』『ケーキがやけたら、ね』『ババールの美術館』『おねがいパンダさん』『女王さまのぼうし』『ぬけちゃった』(以上評論社)などがある。

 

【商品詳細】

出版社:評論社

発売日:2018/3/25

言語:日本語

ペーパーバック:32ぺージ

 

\読みたい本がきっと見つかる!/


(参考)

環境省 | みんなで守るみんなで学ぶ 生物多様

公益社団法人 米穀安定共有確保支援機構 | ドングリを食べていた縄文人

兵庫県立考古博物館 | ドングリは縄文人の主食

株式会社オカムラ「ACORN」 | ニッポン全国どんぐりイラスト図鑑

「たったひとつのドングリが」幼児〜小学校低学年におすすめ 循環するいのちの物語 | ダイナリーBOOKS

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