段ボールのリサイクル
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段ボールはリサイクルの王様
最近ネットショッピングをするから、段ボールがどんどん溜まっていくわ。きちんとまとめて資源に出さないとね!
段ボールは「リサイクルの王様」って言われるくらい、回収率が高いんだよ。使い終わった段ボールの回収率は2000年代に入ってから今まで10%以上も上がっているんだ。
今ではなんとほぼ100%※回収されているんだよ!
段ボールの分別を分かりやすく示す、世界共通のリサイクルシンボル『段ボールのリサイクルマーク』の普及も促進されているよ。
ほとんどの人が使い終わった段ボールを資源に出してるってことね!回収された段ボールはどうなっているのかしら?
ほとんどが新しい段ボールに生まれ変わるよ!
古紙回収業者が製紙工場に集めた段ボールを運んで、段ボールの原料となる厚紙が作られるんだ。 その厚紙が段ボール工場に運ばれて、新しい段ボールになるんだよ。
新しい段ボールは90%以上が古紙で、バージンパルプ(新しいパルプ)は残りの10%しか使われていないんだ!びっくりだよね。
段ボールをリサイクルに出すポイント
段ボールには、伝票が貼ってあったり、ガムテープや金属の止め具がついていたりするけど、全部きれいにはがした方が良いのかしら?
段ボール以外のものがついていると、段ボールの原料にならないから、全部はずそう!
宅配便の送り状や止め金を取り除いておくのはもちろん、臭いやロウが染み込んでいる段ボールは原料にできないから注意。
ガムテープでまとめて資源に出すのもNGってことね!
そうだね。回収しやすいように平たく折りたたんでまとめておくのは大切。
紙紐や結束バンド、ハンディラップでまとめる人が多いみたい。リサイクル可能でそのまま再生紙の原料になる紙テープもあるよ。 ゴミや資源の回収は自治体によってルールがバラバラだから、きちんと調べて出すようにしよう。
\混ぜればごみ、分ければ資源/
\古紙には出せない紙って?/
キーワードのまとめ
- 日本の段ボールの90%は、使い終わった段ボールでできている!
- ガムテープや止め金のつけっぱなしはNG!
- 段ボールの回収率は2000年代に入ってから今まで10%以上も上がっている!
(参考1)段ボールリサイクル協議会「段ボールはリサイクル 段ボールリサイクル協議会からのお知らせ」
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