キーワード|プラスチック資源循環促進法(プラスチック新法)
こんな疑問を解決!
- 12種類の「特定プラスチック使用製品」って?
- 指定されたプラスチック製品は全て有料化されるの?
- 有料化以外の取り組みの方法もあるの?
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具体的な5つの措置
「プラスチック資源循環促進法」では、使い捨て(ワンウェイ)プラスチック使用の合理化がポイントっていうことだったけど、具体的にはどんなプラスチックが指定されているの?
商品の販売やサービスに付随して無償で提供される12種類の使い捨てプラスチックが「特定プラスチック使用製品」に指定されているよ。
大きく3つの対象業種に分けて、
①コンビニやスーパー、飲食店や百貨店で提供されるカトラリー(フォーク・スプーン・テーブルナイフ・マドラー・飲料用ストロー)
②ホテルなどの宿泊施設で提供されるアメニティ(ヘアブラシ・くし・かみそり・シャワーキャップ・歯ブラシ)
③クリーニング店で提供される衣類用のハンガー・カバー
の12品目が指定されているんだ。
指定されたプラスチック製品は全て有料化されるの?
有料化も特定プラスチック使用製品を提供する事業者に求められる取り組み。
あくまでも選択肢の1つではあるけれど、大手スーパーやコンビニでは4月の施行を待たずに有料化の実施を始めたところもあるみたいだよ。
有料化以外の取り組みの方法もあるっていうことね?
特定プラスチック使用製品を提供する事業者に向けた8つの判断基準が設けられているんだ。
例えば、飲食店やコンビニエンスストアなどで、木製スプーンや紙ストローを提供する取り組みは、判断基準の1つ「特定プラスチック使用製品の使用の合理化」の例だね。
レジ袋を紙袋に切り替えるだけでなく、テイクアウト用の容器や包装資材を紙製のものに代えたり、古紙回収が可能な大昭和紙工産業の離解性防湿紙を活用したり、「紙化」も重要なキーワードだよ。
\紙化のメリットって何?/
キーワードのまとめ
- プラ新法は「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」への移行を促す法律
- 「プラスチック使用量の削減」が大きなテーマ
- カトラリー・アメニティ・クリーニング関連品の3業種12種類の「特定プラスチック使用製品」がある
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