大昭和環境チャンネルでは、環境や環境問題への理解を深めながら、カンキョーダイナリーを運営する、大昭和紙工産業の様々な取り組みをご紹介していきます!(※コンテンツの最後で全編を動画でご覧いただけます。)
マイクロプラスチック
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海のプラスチックゴミ問題
海に漂う大量のプラスチックごみが今、世界中で問題になっているのを知ってますか?
なんと、毎年800万トンものプラスチックゴミが流出し続けていて、このままだと2050年には海で暮らす魚の数より多くなると言われているんです! 適切に処分されず、海に流れ込んだプラスチックごみを誤食した、海洋生物の死骸が打ち上げられたという話、一度は耳にしたことがありますよね。
しかし、海のプラスチックゴミで問題になるのは、ビニール袋やペットボトルそのものなどの、目につきやすい大きさのごみだけではありません。 誤食する海洋生物の種数が圧倒的に多く、より深刻な問題と言われているのが、マイクロプラスチックです。
マイクロプラスチックとは?
マイクロプラスチックとは、日光や波風に晒されることで劣化したプラスチックが、直径5ミリメートル以下まで細かくバラバラになったものを指し、海に漂う数は5兆個とも言われています。
また、ある研究では、日本周辺の海に浮遊するマイクロプラスチックは、世界平均の27倍もあり、まさにホットスポットであることが明らかになっています。
健康への被害
では、このマイクロプラスチックが、私たち人間の健康を脅かす可能性があることをご存じでしょうか?
マイクロプラスチックは、それ自体に毒性はありません。しかし、プラスチック樹脂には有害物質を吸着しやすいという特徴があります。 有害物質を吸着したマイクロプラスチックは、小さな海洋生物の体内に入り込み、食物連鎖を繰り返し、より大きな海洋生物に二次摂取されます。 そして最終的に、人間の体にも入り込んでしまう可能性があるのです。
健康被害の原因をマイクロプラスチックだと断定することは難しいのですが、生殖異常やホルモン異常を引き起こしたり、発がん作用などの悪影響を及ぼしたりする可能性があるとも言われています。
大昭和紙工産業の取り組み
海洋プラスチックゴミ問題の原因となる、プラスチック製のレジ袋や容器を、植物由来で、さらに生分解し自然に還る、紙袋や紙器に置き換えることで、問題解決の糸口になると、私たちは信じています。
大昭和紙工産業は、紙袋の良さをアピールし、紙製品への切り替え、紙化を進めることで、環境問題を解決へ導き、サステナブルで地球に優しい社会の実現へ、貢献していきます!
動画で全編をチェック!
以上、マイクロプラスチックを、大昭和紙工産業の取り組みを交えて解説しました。いかがでしたでしょうか?是非動画で詳しくチェックしてみてくださいね。
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