ダイナリー図書館では、これからの地球のために、自分ごととして環境問題に取り組むキッカケとなれるよう、カンキョーダイナリー(環境>)おすすめの本や映画などをご紹介していきます。
地球で何が起きていて、これからどうなるの?!
今、わたしたちができることとは。
この地球温暖化は誰のせい?
地球の温暖化がすすみ、この150年で平均気温は1度上昇しました。
たかが1度の気温上昇、そう思っていませんか?でも、この上昇した1度が原因となり、世界各国で大きな影響が出始めています。中でも、先進国の急激な経済成長や豊かな暮らしの追求が原因となり、排出される二酸化炭素の量は増加することで必要以上に高い温室効果をもたらしているのは紛れもない事実だといいます。しかし、実はその影響を強く受けているのは貧しい国の人々なのです。今、どの地域でどのような影響をもたらしているのか、この本では図解を交えわかりやすく解説されています。
地球温暖化を遅らせるために。
悪化し続ける地球温暖化、でも今ならまだ間に合う!
地球を暖めている温室効果ガス。中でも代表的な二酸化炭素の排出量を抑える取り組みは世界各国に広がっています。科学者や有識者は日々新しい方法を考え、政府はもちろん企業単位でも脱石油を目指し、再生可能エネルギーへのシフトなどを推進しています。しかし、まだまだ課題が多く地球温暖化を今すぐ止めることは残念ながら出来ません。原因を作り出しているのは私たちの人間生活。ならば、私たちの人間生活を改めることで少しでも進行を遅らせることができるのではないでしょうか。コツコツ一歩ずつ、今わたしたちができることを。
地球にやさしい生活を始めてみよう
私たちはワンウェイのプラスチックごみを出さない工夫をすることが、地球を守る第一歩だと考えています。無理して続かないのであれば意味がありません。まずは脱プラスチックについて知り、自分にとって無理のない方法で始めてみるのが大切です。ここではいくつかその方法をご紹介します。
①脱プラスチックを知る
地球温暖化の原因は大気中に増えすぎた二酸化炭素が原因だと言われています。私たちが今、安価で便利なプラスチックの使用をやめて脱プラスチック生活を始めてみませんか?環境と健康に配慮した素材のメリットとデメリットをご紹介しています。
②脱プラのアイデアを生活に取り入れる
実際にサステナブルを生活に取り入れている、カンキョーダイナリーアンバサダー直伝のお手本にしやすいアイデアを紹介します。「これなら私の生活にも取り入れられるかも!」といった小さなヒントが見つかるはずです。
③リメイクして捨てずに使う
生活をしていると何かと物が増えてしまいます。例えば紙袋、大切にとっておいてそのまま溜まっていませんか?捨てればゴミとなり、燃やされ二酸化炭素を排出してしまいます。紙袋屋である大昭和紙工が生活に役立つ、紙袋のリメイク方法まずは「収納ボックス」の作り方から伝授します。
【著者紹介】
文:クリスティーナ・シャルマッハー・シュライバー
ドイツのミュンスターとイタリアのベルガモでドイツ文学を学びながら、さまざまな新聞に寄稿。その後、各地のオペラハウスで仕事をする。2016年からフリーの作家兼翻訳家となり、児童向けノンフィクションを何冊も出版している。
絵:シュテファニー・マリアン
フリーのイラストレーター兼作家。ドイツのミュンスターのデザイン学校でイラストレーションを学ぶ。在学中から作品を出版し、何冊もの絵本の出版のほか、雑誌にもイラストを提供している。ブラウンシュヴァイク近郊在住。
監修:竹内 薫(たけうち かおる)
1960年東京生まれ。猫好きサイエンス作家。YES International School校長。主な著書に『99.9%は仮説』(光文社)、『宇宙のかけら』(講談社)など。地球環境問題や犬猫の殺処分問題などでも積極的に発言している。趣味は野鳥撮影、カポエイラ、ルービックキューブ。妻子と猫たちと裏横浜に在住。
訳:松永美穂(まつなが みほ)
早稲田大学文学学術院教授。専門はドイツ語圏の現代文学と翻訳論。訳書にベルンハルト・シュリンク『朗読者』(新潮社、第54回毎日出版文化賞特別賞受賞)、カトリーン・シェーラー『ヨハンナの電車のたび』(西村書店、第20回日本絵本大賞翻訳絵本賞受賞)など。
【商品詳細】
出版社:西村書店
発売日:2021/1/29日
言語:日本語
単行本:93ページ
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