ダイナリー図書館では、これからの地球のために、自分ごととして環境問題に取り組むキッカケとなれるよう、カンキョーダイナリー(環境>)おすすめの本や映画などをご紹介していきます。
今日から無理せず取り入れられる、持続可能な暮らし方ガイド
服部さん一家の「これまで」と「今」
プラなし生活を実践できる入門ガイド「プラスチック・フリー生活」の翻訳者、服部雄一郎さんとそのご家族による、無理なく楽しく、環境にやさしい暮らしを営む方法やアイデアが詰まった一冊です。東京での優雅な生活から、市役所でのごみ処理担当を経て価値観が大きく変わり、現在は高知県の山村に移住し、家族で持続可能な暮らしを営む服部さん一家。自分たちにいまできることにフォーカスして、衣食住や買い物、子育てのことなど、どのような信念を持って行動しているかが綴られています。
一人ひとりができることから
SDGsという言葉が広がり、少しずつ社会全体で環境意識が高まっているものの、「ゴミを減らすなんて難しそう」「一部の意識の高い人がやることだから」と、環境問題と紐づけて行動するのは難しいと考えている方は多いと思います。こうでなければいけないといった決めつけた考え方ではなく、自分たちが楽しく、心地よい方へ向かいながらも、地球にとっての持続可能性を妥協なく追い求めている服部さん一家。そんな彼らの日常を参考に、環境に負荷をかけず、自分自身にとっても快適で心地よい生活の知恵として、ぜひ暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか?
【目次】
- はじめに
- サステイナブルに暮らす10のトピックス
- 家族年表
- 1章 食のこと
- 2章 台所まわり
- 3章 家事も循環
- 4章 買う・持つ・もらう
- 5章 お菓子とお茶とギフト
- 6章 なりわい―仕事とお金
- 7章 体と心とみだしなみ
- 8章 子育て
- 9章 暮らしと社会を考える
- おわりに
【著者・訳者・解説者紹介】
著者:服部雄一郎(はっとり・ゆういちろう)、服部麻子(はっとり・あさこ)
夫・服部雄一郎、妻・服部麻子(ともに1976年生まれ)、長男(高1)、長女(小5)、次男(小2)の5人家族。アメリカ、南インド、京都を経て、2014年に高知県に移住。一家の環境に配慮した「ゼロウェイスト」や「プラスチックフリー(プラフリー)」の実践的な取り組み、循環や持続可能性を意識した暮らし方がメディアで紹介され注目を集めている。今後ゲストハウスなども運営予定。
雄一郎:神奈川県葉山町役場のごみ担当職員として、ゼロウェイスト政策に携わる。訳書に、『ゼロ・ウェイスト・ホーム』(アノニマ・スタジオ)『プラスチック・フリー生活』(NHK 出版)、『ギフトエコノミー』(青土社)など。
麻子:野草茶のブレンドを手掛ける。夫婦で食まわりの活動「ロータスグラノーラ」を主宰。
URL:http://sustainably.jp
公式SNS:@sustainably.jp | @asterope_tea | @lotusgranola
【商品詳細】
出版社:アノニマ・スタジオ
発売日:2021/12/2
言語:日本語
単行本(ソフトカバー):232ページ
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