ダイナリー図書館では、これからの地球のために、自分ごととして環境問題に取り組むキッカケとなれるよう、カンキョーダイナリー(環境>)おすすめの本や映画などをご紹介していきます。
子供から大人まで!
脱炭素の基礎をマンガで学べる
このままじゃ地球が大変だ!
世界が一丸となって取り組まなければならない課題、それが「カーボンニュートラル(脱炭素)」です。
年々巨大化し、被害が大きくなる台風やゲリラ豪雨などの異常気象、生態系の変化や、農作物の不作…。どれも増え続ける二酸化炭素が原因だと言われているのをご存知ですか?
人間が活動する上でどうしても排出してしまう二酸化炭素、この排出量と削減量を均衡させ実質ゼロにするカーボンニュートラル(脱炭素)を実現しても、実は元の地球環境まで戻すことはできません。この現実を受け入れて、このまま突き進むのか?それとも、対策を講じて持ち堪えるのか?今、この究極の選択をする最終局面を迎えています。
まずは楽しめる範囲でやってみよう
政府、企業、個人それぞれの規模で、今できる事があります。
環境について学び始める小学生から私たち大人まで、地球で暮らす私たち、ひとりひとりが脱炭素を考えるきっかけとして、最適な一冊です。
背伸びはしなくてもいい。まずは楽しめる範囲で自分に何ができるのか考え、ここから変わっていきましょう!
【目次】
- なぜ脱炭素が必要なの?
―このままだと地球が危ない 世界が脱炭素に動き出す - 脱炭素で環境問題は本当に解決するの?
―そもそも温暖化のしくみって? - 脱炭素の実現に最も大切なこと
―脱炭素のカギとなる3つのポイント - 企業はどんな脱炭素の取り組みをしている?
―企業に聞いてみた 各業界で進む脱炭素 - カーボンリサイクルって何?
―二酸化炭素ってリサイクルできる!? - 脱炭素で世の中のお金はどう動く?
―人々の意識や行動によって政府や企業も変わる
【著者等紹介】
監修:藤野純一(ふじのじゅんいち)
1972年生まれ。公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)サステイナビリティ統合センタープログラムディレクター/上席研究員。国立環境研究所客員研究員を兼務する。2008年から本格的に日本の温室効果ガス排出量削減目標値に関する政府のシナリオ分析プロセスを、最近では地域の脱炭素やSDGsをサポートしている。また、アジアの国や都市の低炭素/脱炭素社会のシナリオ構築とその実現策に取り組んでいる。東日本大震災以降、特に福島県の復興、さらには飯舘村の復興計画づくりにも関わる。著書に「低炭素社会に向けた12の方策」(共編著、日刊工業新聞社)、「みんなの未来とエネルギー」(文溪堂)、「SDGsの実践〜自治体・地域活性化編〜」(共著、事業構想大学院大学出版部)などがある。
マンガ:サンドランチ
【商品詳細】
出版社:池田書店
発売日:2021/10/25
言語:日本語
単行本(ソフトカバー):160ページ
\読みたい本がきっと見つかる!/