地球にやさしく暮らしたいけど、どうしたらいいかわからない。
そんな皆さんのお悩みにエシカル先生が分かりやすくお答えします。
#2は「SDGs」についてです。
質問を寄せてくれたのは、主婦のニックネーム みーるさん。
みーるさん| 最近テレビなどでもよく聞くSDGs。子供たちも学校で習ってきているみたいだけど、どういうものなの? |
❑ 解説
みーるさん、ご質問ありがとうございます。
SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略で「持続可能な開発目標」という意味。2015年9月の国連サミットで2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標なんです。17のゴール・169のターゲットから構成されていて、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
17の目標一覧
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。また、カンキョーダイナリー(環境>)を運営する大昭和紙工産業をはじめとする多くの企業が、SDGsに沿ったオリジナルの目標を掲げ、取り組んでいます。
SDGsの最新情報もこちらから確認できるので、ぜひ世界の現状を確認してみてください。
(参考1)外務省ホームページ「SDGsとは」
(参考2)国際連合広報センターホームページ「SDGs報告書2022」
アップサイクル
SDGsの普及によって注目され始めた「アップサイクル」。本来は捨てられるはずの廃棄物を、元の状態よりも価値の高いものに生まれ変わらせるアップサイクルは、ものの寿命を伸ばすサステナブルな取り組みとして関心が高まっています。
現在では、ファッション(例:廃棄残布や古着からトレンドの服をデザインする)や、建築(例:空き家を古民家カフェなどに利用する)など、様々な業界や分野でいろんなアップサイクルのアイデアが生まれています。
空き缶をプランターとして使ったり、お買い物でもらった紙袋をより長く使えるブックカバーやティッシュカバーにリメイクしたり。SDGsの目標を達成するために、私たちにできることを探してみましょう。簡単に取り組めるアップサイクルもたくさんあります!
\紙袋のアップサイクルに挑戦!/
\段ボールを拾う旅とアップサイクル/
\SDGsについてもっと学ぼう/