日々の暮らしをサステナブルにしていきたいと思った時に、サステナブル素材に関心をもつ方も多いでしょう。サステナブル素材とはどのような物で、どんな種類があるのでしょうか。この記事では、サステナブル素材とは何か、特徴づける要素、種類や商品について紹介していきます。
サステナブルな素材とは?
サステナブルな素材とは、地球環境と人のくらしを将来的にも維持できるよう、生産から使用、廃棄までを通して可能な限り悪影響を抑えた材料を指します。サステナブル(sustainable)とは、英語で「続けられる」「維持できる」という意味です。
現在、さまざまな地球環境問題が生じている原因は、サステナブルではない人間活動が積み重なった結果といえます。地球上に住む全ての人が、利益や利便性のために好きなだけ資源を使ってCO2を排出し、自然環境を改変していては、地球がいくつあっても足りません。安心して住み続けられる地球環境を未来の世代に引き継ぐためには、サステナブル=持続可能性の視点が必要です。
サステナブルな素材については、昔から生活に取り入れられてきたものをはじめ、最新技術により開発されたものまで、多様な種類が存在します。次の項ではその特徴をご紹介します。
サステナブル素材の特徴とは?
サステナブル素材を特徴づけているのは、地球環境はもちろん、生産・流通に関わる人の労働環境や家畜などの動物への配慮です。今、対応が求められている環境問題として、地球温暖化による気候変動、海洋プラスチック、資源の枯渇、土壌・水の汚染などがあげられます。
また、弱者を犠牲にするような労働環境や、人の役に立つ動物に苦痛を与えるような生産方法は改善しなければなりません。サステナブル素材は、こういった課題に対処し解決するための下記のような要素をもっています。
自然の中で循環する
サステナブルであるための一つの鍵となるのが、循環することです。もともと自然界にある植物や動物は微生物によって分解されて植物の栄養となったり、焼却により気体になったりして循環しています。
しかし、人が石油などの化石資源から作り出した素材は自然界では分解されません。その場合、資源は自然環境に還ることなく、循環されないゴミは増える一方になります。例えば、プラスチックが分解されずに海に集積し、海の生物が命を落とす原因となっているのが海洋プラスチック問題です。
また、ポリ塩化ビニルの原料であるクロロエチレンや合成樹脂などの原料であるベンゼンは、生物の染色体に異常をきたす可能性があると指摘されています。素材の生産過程で有害物質が発生するならば、土壌や水、大気を汚染しかねません。
つまり、非化石由来でできていて自然の営みのなかで循環し、有害物質を残さないように配慮された素材は、サステナブル素材といえます。
温室効果ガス排出が少ない
素材の生産から廃棄までに排出される温室効果ガスの排出量の削減は、サステナブルかどうかを判断できる要素の一つです。地球温暖化による気候変動は、地球上の各地で洪水や干ばつ、海面上昇などの被害をもたらしています。
その原因物質であるCO2などの温室効果ガスは、石油・石炭・天然ガスといった化石資源の利用によって排出され、大気中の濃度は18世紀後半から始まった産業革命以降に急増しました。
原材料に石油資源を使わず、調達・生産・流通などを効率化しエネルギー使用を減らして作られた素材は、大気中へのCO2排出が小さくなりサステナブルです。
資源を有効活用する
サステナブル素材は、資源の有効利用についても重視しています。地球環境を持続させるためには、地球が許容する範囲内で資源を使うしかありません。しかし、世界中の人が日本と同じ暮らしをする場合、地球約2.7個分の資源が必要だといわれています。
そうならないためには原材料とする資源やエネルギー資源を無駄にせず、製品をなるべく長く使うことが重要です。不要となったものをすぐに廃棄処分せず、再利用して新たな製品とするリサイクルや、さらに価値を高めるアップサイクルの取り組みが広がっています。
サステナブル素材を見極める際には、原材料や生産工程にも目を向けることが大切です。
人権を尊重する
サステナブルな素材は、その生産に関わる人の権利を尊重しています。世の中にはファストファッションの服があふれていますが、最新の流行を取り入れ、大量生産し低価格で売る裏で、長時間労働や低賃金の問題が生じました。
また、綿製品の原料となるコットンは、開発途上国の重要な輸出農産品ですが、先進国の企業に有利な条件を強いられるなど、貿易上の不平等が存在しています。開発途上国の原料や製品を適正な価格で購入することにより、立場の弱い生産者・労働者の生活改善を目指すフェアトレードも、サステナブル素材に深く関わっています。
動物の権利を尊重する
保温性が高く美しい動物の毛皮は、昔から防寒や装飾のために利用されてきましたが、近年では毛皮や革の使用を取りやめるメーカーが相次いでいます。この背景にあるのが、アニマル・ウェルフェア(動物福祉)の考えです。
アニマルウェルフェアは、家畜・ペット・実験動物などが少ないストレスで健康的な生活ができるよう目指す潮流であり、欧米諸国を中心に広がっています。アニマルウェルフェアは野生生物を対象としていませんが、野生生物を乱獲して生物多様性を低下させる方法もサステナブルではありません。一例として、日本近海のラッコは1800年代を中心に毛皮目的で大量に捕らえられ、今では絶滅危惧種となっています。
原料の調達方法において、家畜や野生動物の権利に配慮していることも、サステナブル素材を特徴づける要素の一つです。
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サステナブル素材の種類
前述のような観点を踏まえて、ここでは具体的なサステナブル素材をご紹介します。素材とは材料や原料のことなので、食べものから情報など形の無いものまで、あらゆるモノに素材が存在します。しかし全てをご紹介することはできないので、ここで取り上げるのは日常生活で使う製品の素材の一例です。それぞれ、サステナブルなポイントについて説明していきます。
\紙袋もサステナブル素材!/
天然素材(土に還る素材)
綿や麻などの繊維や紙、木製品は植物由来であり、ウールやカシミヤ、シルク、レザー(革)などは動物由来の素材です。これらの天然素材は最終的に微生物によって分解され、再び植物が栄養分として利用し、植物が成長し動物が食べるという形で自然のなかで循環しています。
植物の成長量の範囲で利用している分には地球資源を減らすことはなく、汚染物質を生み出すこともありません。これらは昔から人が利用してきた素材でありサステナブルであるため、現代のような地球規模の大きな環境問題を引き起こすことはありませんでした。
石油を原料としないバイオマス素材
石油をはじめとする化石資源の利用は地球温暖化の原因となるため、原材料を石油から植物性のものに置き換えるバイオマス(生物資源)素材の開発が進行中です。
バイオマス素材は、素材となる前に植物として成長過程でCO2を吸収しているので、製品となり、最終的に焼却処分されてCO2を排出しても、大気中のCO2の量は差し引きゼロ(カーボンニュートラル)になるという考え方のもと利用されています。また、バイオマスは再生可能であるため、資源の枯渇を防ぐ観点からも有用です。なかでも、自然界で分解される生分解性素材は、海洋プラスチックごみ問題の解決につながります。
バイオマスプラスチックは、サトウキビなどの植物原料をもとに合成したもので、従来の化石資源由来のプラスチックとほぼ同じように使用することとリサイクルすることが可能です。繊維素材では、木材パルプを原料とするレーヨン・リヨセルやコットンの種子の繊維を再生させたキュプラなどがあります。脱化石資源の素材については、現在も開発が進んでおり今後もさらなる技術発展が期待されています。
リサイクル素材・アップサイクル素材
不要となったものを廃棄処分せずに再利用したり、付加価値をつけて製品化した素材は、資源の有効利用と温室効果ガスの削減につながります。日本で最も多く生産されているプラスチックであるポリプロピレンは、再生可能な素材です。また、製造工程の残り糸や裁断くずを利用した再生コットンや再生ウール、ペットボトルなどを原料とした再生ポリエステル繊維などもリサイクル素材の例としてあげられます。
また、アップサイクル素材は、不要となった素材をさらに高品質のものに加工しますが、根本から作り変えるのではなく元の素材を生かそうとする点が特徴です。今後、温室効果ガス削減を早急に進めるためにも、廃棄物を活用したリサイクル素材・アップサイクル素材の新製品が誕生し続けると予想されます。
動物に配慮した素材
動物を犠牲にしたくないという潮流や野生生物保護の観点から、パイナップルやサボテンなど植物を原料とするヴィーガンレザーや、本物に似せた人工的な毛皮であるフェイクファーが生まれました。動物の権利を尊重した人工皮革はサステナブルといえますが、合成する際に化石資源を使用している可能性がある点については注意が必要です。
また、2024年3月より本革の製品と区別を明確化するため、「革」「レザー」と呼べる製品は動物由来のものに限定するとJISで規定されました。植物由来の擬革製品について「〇〇革」「〇〇レザー」と呼んでいる呼称については今後減少していくことでしょう。また、上記素材は動物愛護や野生生物保護の観点で作られた素材ですが、動物から素材を得た本革製品についても、食肉加工の副産物を無駄なく使っており、天然素材であることから、本来はサステナブルな素材であるということも知っておきましょう。
特に、生産から廃棄・リサイクルに至るまで環境への負荷を減らす配慮をした革製品は、エコレザーとして世界のトレンドとなっています。
無水染色素材
染色の工程には大量の水が必要でTシャツ1枚の染色に約25リットルの水を使うといわれていますが、無水染色素材は水を使わないで染色した布です。無水染色では水の代わりに超臨界流体のCO2を使って染色することで節水と染料の節約が可能で、薬剤を使用しないため汚染水が発生しません。
CO2は温室効果ガスの一つですが、再利用され大気中への排出は抑制されます。通常の染色に比べて、資源の使用量を削減し汚染水を発生させない無水染色は、環境負荷が少ない新しい染色法として注目されています。
サステナブル素材を取り入れている商品例
ここではサステナブル素材を取り入れたグッズの具体例をいくつか紹介します。
ファッション
世の中にはファストファッションがあふれていますが、高価でも長く愛用できるサステナブルな服や靴を一つでも取り入れたいものです。
地球に還る、100%オーガニックコットンTシャツ
syncs.earthの100%オーガニックコットンTシャツは、循環型社会を追求した「100%土に帰る服」です。土壌微生物の分解を妨げないよう、化学物質やプラスチックなどを全く使っていません。
通常の服には布地・縫製用の糸・ゴムにもプラスチックが使用されますが、syncs.earth の服はオーガニックコットンの布地と縫製糸を使い、ゴムの代わりに紐を使用しています。さらに、染色過程で化学薬品の使用を避けるため、コットン本来の色を活かしています。
100%リサイクル可能なランニングシューズ FUTURECRAFT.LOOP
アディダスのFUTURECRAFT.LOOPは、廃棄物を出さないリサイクル可能なランニングシューズです。熱可塑性ポリウレタンだけを原料とし、接着剤を使用せずに生産することで、履けなくなった際には溶かして新しい靴の原料にできるようになりました。ランニングシューズに必要な機能性を十分に兼ね備えていることは言うまでもありません。
生活雑貨
生活雑貨は手頃な値段のものも多いので、サステナブル素材を生活に取り入れる最初の一歩としておすすめです。
生ゴミ用紙製水切袋「シンクリン」
生ゴミ用紙製水切り袋「シンクリン」は耐水性の紙を使用し、濡れても破けにくいという特徴があります。また、水抜き用の穴がついており、水切りネットや三角コーナーなどを使用しなくてもしっかり水切りができるため、プラスチックゴミを減らすことに繋がります。
生ゴミの重量の約80%が水分と言われており、水切り紙袋で生ゴミの水気を絞れば10%以上の水分減量によって、ゴミ焼却場の燃料使用の削減や、焼却時間の短縮による二酸化炭素排出量の減少にもつながります。ビニール袋やプラスチック製ネットの原料として使われている石油と違い、サステナブルな素材である紙を生活の中に手軽に取り入れられるアイテムです。
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竹歯ブラシ
竹歯ブラシは、持ち手部分に孟宗竹、ブラシには植物由来のバイオ素材を使用しているため、焼却処分をしてもカーボンニュートラルです。プラスチック製の歯ブラシは世界中で1年間に36億本廃棄され、焼却時のCO2排出量に換算すると1億1300万kgとなります。
一方、古くからアジア圏で広く利用されてきた竹は、成長過程でCO2を吸収し炭素を貯蔵するため、プラスチック製の歯ブラシに対し非常にサステナブルといえます。歯ブラシだけでなく消耗品の素材に竹を利用することで、温室効果ガス削減への貢献が可能です。多くの消耗品を使用するホテルや航空業界ではサステナブルな竹素材アメニティやカトラリーなどの採用が進んでいます。
インテリア
サステナブル素材のインテリアは、快適な生活空間をさらに心地よく、心を満たしてくれるかもしれません。
国産材の家具
カリモク家具は、木の特性を知りその魅力を最大限に引き出すノウハウを活かして、機能とデザイン性を兼ねそろえた国産材の家具を生産しています。カリモク家具は、日本全国30カ所の森で約60種類の木材を調達し、木の個性を生かした家具づくりに挑みつづけてきました。木製家具は、修理やパーツ交換によって恒久的に使える製品であり、補修やクリーニングなどにより、長く安心して使える体制が整っています。
リサイクルコットンのラグ
ラグとカーペットの通販専門店ラグモアでは、処分されていた生地の切れ端を糸として再生したリサイクルコットン100%のラグを販売しています。チューブ状で耐久性にすぐれ、弾力性があり心地よい感触で、環境にも肌にもやさしい製品です。床暖やホットカーペットでの使用も可能で、両面使えて長持ちするのでこの点においてもサステナブルです。
容器包装
家庭ごみの中において容器包装廃棄物の容積は、約6割を超えています。サステナブル素材を使った容器包装を選ぶことが大切です。
紙袋
大昭和紙工産業は、重量物に耐える強靭な紙袋「D-FENCE(ディ・フェンス)」を開発しました。石油資源から合成された素材よりも、天然由来の木材を原料とする紙の方がサステナブルです。買い物の際に紙袋を提供される機会が増えていますが、強度が不安要素となることがあります。D-FENCEは、紙×フェンス糸×紙の3層構造で、袋の中からだけでなく外からの衝撃に耐え、角のある商品や重い商品を詰め込んでも安心して使えます。
リサイクル素材・植物由来素材ペットボトル
サントリーグループは、2030年までにすべてのペットボトルの素材を、リサイクル素材と植物由来素材に100%切り替え、化石由来原料の新規使用ゼロの実現を目指しています。国内では2022年、清涼飲料事業における全ペットボトル重量のうち、サステナブル素材(リサイクル素材あるいは植物由来素材)使用比率は46%まで拡大しました。同時に、ペットボトルのリサイクル率向上のための投資もおこなっています。
サステナブル素材を示す認証マーク
手に取った商品がサステナブル素材で作られたものかどうかを判断する際、手がかりとなるのが認証マークです。石油を使ったプラスチック製品よりも天然素材でできたものの方が、よりサステナブルですが、再生プラスチックやバイオマス利用の素材は一見しただけでは見分けがつきません。
認証マークは一定の基準をクリアした製品に表示されるものですが、国や地方公共団体、事業者、国際的な機関などにより、たくさんの認証が存在しています。ここでは、日常生活で使う衣料品、日用品、容器包装などと関連性の高い認証マークについて、いくつかご紹介します。
\手軽に取り入れられるマーク/
エコマーク認定ラベル
エコマークは、公益財団法人日本環境協会が運営する事業で、資源採取から廃棄・リサイクルに至るライフサイクル全体における環境負荷を全体的に考慮して審査されます。環境負荷とは、資源の消費・エネルギーの消費・汚染物質の排出・廃棄物の排出・有害物質の利用・生態系の破壊などです。エコマークの認定商品は、特定の種類に限定されることなく多岐にわたっています。それぞれの商品類型ごとに審査基準が設けられ、事務局の評価と審査委員会の審査を経て認定される仕組みです。
FSC認証マーク
FSC認証とは、持続可能な森林から製品が生産されたことを証明する国際的な環境ラベルです。Forest Stewardship Council(FSC:森林管理協議会)が運営する国際的な制度で、製品が適切に管理されている森林で生産された林産物によるものであることを示します。
審査のために策定された10の原則と70の基準には、森林の持続可能な利用や自然環境の保全だけでなく、法の遵守、労働者や先住民の権利などの視点も含まれています。FSC認証を表示した商品は、木材製品だけでなく包装材やコピー用紙、ノートなどの紙製品にも多く、目にする機会が増えています。
PETボトルリサイクル推奨マーク
使用済みPETボトルをリサイクルした素材を原料とした商品につけられるマークで、PETボトル協議会が運営する制度です。回収・リサイクルされた使用済みPETボトルをポリエステル製品の原料とすることで、資源とエネルギー消費量の削減になります。
認定基準は、リサイクルされたPETボトルのフレーク、ペレットまたはパウダーを25%以上原料とし、商品の主要構成部材として利用していることです。このマークは、リサイクルした素材を取り入れた商品であることを表すと同時に、消費者のPETボトルリサイクルを推進することも目的としています。
バイオマスマーク
一般社団法人日本有機資源協会が認定するバイオマスマークは、バイオマス資源を原材料にしている商品に表示されるものです。バイオマス含有率を表すバイオマス度が、下限の10〜100%まで5%ごとに設定されています。前述にもありますがバイオマスとは動植物や微生物から生まれた生物資源のことです。燃えたり腐敗したりするとCO2が排出されますが、このCO2はもともと大気中にあったものなのでカーボンニュートラルとされています。
国際フェアトレード認証ラベル
国際フェアトレード認証ラベルは、原料生産から輸出入、加工、製造工程を経て完成品となるまでの各段階で、国際フェアトレード基準が守られていることを示すものです。これは最低価格の保障・長期的な取引などの経済的基準、安全な労働環境・児童労働の禁止などの社会的基準、農薬の削減・有機栽培の推奨などの環境的基準の3分野で構成されています。
認証商品としてコーヒーやカカオ、ナッツ、はちみつなどの食品だけでなく、コットンやサッカーボール、金なども認証ラベルの対象品です。日本は、国際フェアトレードラベル機構の構成メンバーの一つであり、フェアトレード・ラベル・ジャパンが国内で認証を行っています。
木を植えるマーク
木を植えるマークは大昭和紙工産業が運営する環境マークです。大昭和紙工産業で製造している紙袋や産業資材袋、紙箱の製造時に発生する二酸化炭素量を計測し、同等の植樹を行う「カーボン・オフセット」にご賛同いただいたお客様のみが表記することができます。
紙の使用イコール森林伐採と結びつきがちですが、間違った方法でなければ、木を育て、収穫し、製品にし、また将来のために植樹する、ということはサステナブルであり、その取り組みに参加していることを環境マークでアピールすることにより、消費者の方にもサステナブルな取り組みに参加しているように感じてもらえるサービスです。
大昭和紙工産業では、木を植えるマークの他にも、静岡県にある海洋保全団体と協力して進めている「海洋プラスチックゴミゼロ活動」「砂浜回復活動」「ウミガメの生態調査と保護活動」といった海を守る活動にご賛同いただいたお客様のみがご利用いただける「海を守るマーク」の運営など、サステナブルな活動に力を入れています。
まとめ
ここまで、サステナブル素材の特徴や種類、商品について説明してきました。サステナブル素材を使ったものは価格が高めというデメリットもありますが、長く大切に使ったり無駄なものを買わなくなったりすることで、長期的にはメリットとなるかもしれません。
また、サステナブルな商品を選ぶことは、持続可能な社会の実現を目指して努力する生産者や企業を応援することにもつながります。まずは、生活のなかで楽しみながら、サステナブル素材を意識してみてはいかがでしょうか。
【参考】
一般財団法人環境イノベーション情報機構|環境用語集:「アニマルライツ」
公益財団法人日本環境協会|(B) 土壌汚染対策法の特定有害物質の用途・環境基準等の情報
カーボンフットプリントプログラム|カーボンフットプリントとは何ですか?
EFI Japan|2024年、日本のアースオーバーシュートデーは5月16日
国際環境NGOグリーンピース|人にも環境にも有害ウルトラファストファッションSHEIN
FAIRTRADE JAPAN|コットン
NHK|ビジネス特集 ヨーロッパ ファッションの変化 “もう動物を傷つけない”
環境省プラスチック資源循環|バイオプラスチックとは?
日本化学繊維協会|環境配慮型素材
日本化学繊維協会|再生ポリエステル繊維
日本化学繊維協会|リサイクル
カンキョーダイナリー|ヴィーガンレザーとエコレザーって何が違うの?
日本エコレザー認定事業|日本エコレザーとは
スタイレム瀧定大阪株式会社|ZEROAQUA®
syncs.earth|Item
adidas|FUTURECRAFT.LOOP Phase 2: how we’re finding away
株式会社ひろせプロダクト|竹歯ブラシ
KARIMOKU FURNITURE INC. |Karimoku New Standard
ラグモア|耐久性に優れたエコで環境にやさしく肌にもやさしいコットン100%ナチュラル円形ラグ
経済産業省第1回 産業構造審議会 産業技術環境分科会 資源循環経済小委員会 容器包装リサイクルワーキンググループ|参考資料2 容器包装リサイクル制度を取り巻く現状
カンキョーダイナリー|【製品情報】重量物に耐える!強靭な紙袋
SUNTORY HOLDINGS LIMITED. |サントリーグループのサステナビリティ
公益財団法人日本環境協会|エコマーク事務局
FSC応援プロジェクト|知って選ぼう、FSC認証製品
PETボトルリサイクル推進協議会|PETボトルリサイクル推奨マークについて|
一般社団法人日本有機資源協会|バイオマスマーク