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山の環境問題と私たち | 未来を守るためのマナーとは?

山の環境問題と私たち | 未来を守るためのマナーとは?

緑あふれる山々は、私たちに清らかな水や豊かな自然、そして美しい景観をもたらしてくれるかけがえのない存在です。登山やハイキング、森林浴など、山は私たちにとって憩いの場であり、心身に癒しを与えてくれる場所でもあります。
しかし近年、山はさまざまな環境問題に直面しています。山の環境問題について理解を深め、山で守るべきマナーを実践しましょう!

今起きている山の環境問題とは?

今起きている山の環境問題とは?

 

私たちの生活に欠かせない、豊かな山の自然。しかし近年、山の環境には問題が生じています。
登山者の増加や不適切な行動、自然災害の影響、不法投棄、森林管理者の減少、気候変動による影響など、さまざまな要因が山の環境を脅かしているのです。

ここでは、ごみの不適切な投棄と地球温暖化による山の環境への影響について見ていきましょう。

山とごみ問題

登山道や山小屋周辺に不法投棄されたごみは、深刻な問題となっています。ペットボトルや空き缶、食べ残しなどが放置されると、山の自然環境を汚染し、動植物の生息環境を脅かします。また、登山者のトイレの不適切な処理も、土壌汚染につながっています。
さらに、産業廃棄物の不法投棄も依然としてなくならないという現状があります。

山のごみ問題が及ぼす生態系への影響

山へのごみの放置は、そこで暮らす生き物へ影響を及ぼします。プラスチックごみを誤って食べてしまったり、ごみの臭いで野生動物が集まり人身事故につながるなど、深刻な事態も発生しています。 また、そうしたごみが、雨水によって流され、やがては川を経て海へと到達します。この山から海への「ごみの流れ」は、大きな問題となっています。詳しくは「山と海の生態系との関係」の章で解説します。

 

\ペットボトルはどれくらい消費されるの?/

 

山と地球温暖化

地球温暖化の影響は山にも及び始めています。例えば、気温の上昇によって、高標高地域の植生が変化しつつあります。従来その地域に生息していた高山植物が、より標高の高い場所に追いやられているのです。
また、山に降る雪の量が減少し、雪解け水量が減少しています。雪解け水は、山林の生態系や河川の水量を維持する重要な役割を果たしています。雪解け水量の減少は、山林の乾燥化や河川の流量減少、水不足などの問題を引き起こす可能性があります。
このような変化は、山林の生態系に大きな影響を与え、生物多様性の喪失や土壌の流出などの問題を引き起こす恐れがあると言われています。

 

また、山と地球温暖化の問題の中でも近年、話題になっているのが「アーバンベア」です。アーバンベアとは、都市部など人間の生活県内に出没するクマ(ヒグマ・ツキノワグマ)のことです。
アーバンベアの増加の背景として、地球温暖化による山林の減少餌となる木の実の減少里山の利用の縮小耕作放棄地の増加放任果樹の拡大などが原因と考えられています。

令和5年の秋は、秋田県や岩手県を中心に、クマ類が市街地や集落へ相次いで出没し、過去最多の人身被害が記録されるなど、甚大な被害が発生しました。これらのクマ類による被害は、単に人身被害や農林業被害にとどまらず、クマの出没に対する地域住民の不安感の高まりや、日常生活への支障、さらには観光への悪影響など、多岐にわたる深刻な影響を及ぼしています。

 

山と海の生態系との関係

里海と物質循環 里海を育む太く、長く、滑らかな物質循環

出典:環境省 里海ネット『里海と物質循環 里海を育む太く、長く、滑らかな物質循環』

 

生物多様性とは、地球上に存在するさまざまな生物種や生態系、遺伝子の多様性、そしてそれらの相互作用の豊かさのことです。海岸から山岳までの高低差や四季の変化、自然現象、土地の特性、そして人間活動の影響によって、さまざまな生態系が形成されています。

 

地球の資源と生命の壮大な循環のなかには、森林、草地、河川、湿原、干潟、サンゴ礁など、多様な生態系があり、それぞれの生態系の中には多様な生き物が相互につながり影響しあって生きているのです。例えば、山の中の生態系と海の中の生態系の生き物たちは互いに直接関わり合うことがなくても、山から運ばれてきた栄養分を吸収して成長した海のプランクトンは、海洋生物の餌となります。
そして、これらの生物たちが食物連鎖を通じて命を繋ぎ、海の豊かな生態系を築き上げていくのです。

 

山と海洋プラスチックごみ問題

海洋プラスチックごみ

出典:環境省海洋プラスチックごみ

 

近年の深刻な環境問題の一つに、海洋プラスチックごみの問題があります。海洋プラスチックごみの80%は、陸からやってくると言われています。

これらのプラスチックごみは、山から流れ込む河川によって運ばれてくるのです。山やまちなどで不適切に捨てられたペットボトルやレジ袋などが、雨水によって川に流され、やがて海洋に到達し、漂流ごみ(海の水面や水中に浮遊するプラスチックごみ)、漂着ごみ(海岸に打ち上げられたプラスチックごみ)、海底ごみ(海底に沈んでしまったプラスチックごみ)となって、海と周辺環境を汚染してしまいます。

自然界に放出されてしまったプラスチックごみは、細かく砕けることはあっても分解することはなく、数千年規模で残り続けると言われています。
このように、山と海は密接に関わり合っています。海洋ごみ問題を解決するには、山の環境保護も重要なのです。

 

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森林火災と環境問題

森林火災と環境問題

 

近年、世界各地で深刻な森林火災が頻発し、環境問題に大きな警鐘を鳴らしています。2023年、北半球を中心に記録的な規模の森林火災が相次ぎ発生しました。
森林火災は、大量の二酸化炭素を排出するだけでなく、土壌の流亡や生物多様性の喪失など、深刻な環境問題を引き起こしています。

地球温暖化との関係

森林火災は、地球温暖化と密接な関係にあります。地球温暖化の影響で、各地で異常気象が発生し、干ばつや高温が長期間続くようになっています。
こうした乾燥した環境は、森林火災の発生リスクを飛躍的に高めてしまうのです。さらに、森林火災によって発生した二酸化炭素は、地球温暖化をさらに加速させるという悪循環を生み出しています。

近年、人による火の不始末や漏電などを原因とする火災に加え、落雷やその他の自燃現象による自然発火が原因と思われる森林火災も増加しています。これは、地球温暖化の影響で雷の発生頻度や強度が増加していること、また、干ばつによって植物が乾燥しやすくなっていることが原因と考えられています。

​​日本の森林火災

日本では山火事はどの位発生しているの?

出典:林野庁『日本では山火事はどの位発生しているの?』(2023年7月)

 

日本の森林火災は、世界の平均と比べると発生件数は少ない方ですが、近年わずかに増加傾向にあります。この要因には、山林への人の立ち入りの減少、地域コミュニティの衰退による森林管理の不足、ゲリラ豪雨(※1)などの気候変動の影響、地球温暖化による森林の乾燥などが考えられます。

森林保全の取り組みや消防機関の努力により、火災抑制は進んでいるものの、地域住民による自主的な森林管理や、行政による適切な対策など、さらなる取り組みが必要とされています。

 

 

(※1)ゲリラ豪雨
局地的に短時間で降る激しい豪雨のことです。ゲリラ豪雨は規模が小さく、突発的かつ散発的に起こるため、事前に予測することが難しいといわれています。
ゲリラ豪雨に伴う落雷によって自然発火する恐れがあるなど、森林火災とも関連性があります。激しい雨により土壌が流れてしまい倒木の危険があり、倒れた木が乾燥することで燃えやすくなり、さらに森林火災が発生しやすくなります。ゲリラ豪雨は近年増加しており、注意が必要です。

 

山火事の直接的な原因にはどのようなものがあるの?

出典:環境省山火事の直接的な原因にはどのようなものがあるの?』(2023年7月)

 

日本の森林火災の直接的な原因としては、たき火の不始末、火入れ(※2)、放火、たばこの不始末などが多い傾向にあります。山での火の扱いには十分注意することは当然のことながら、里地里山の衰退、山林の荒廃や管理不足を解決することが、日本の森林火災を抑制するうえで重要な課題です。

 

(※2)火入れ
森林や原野を計画的に焼却する行為です。古くから焼畑農業やシカの食害防止、病害虫駆除などの目的で行われてきました。
世界的に見て、火入れという習慣に対する評価は、一概に肯定的とは言えません。火入れのメリットとデメリットが、地域や文化、環境によって異なるため、賛成派と反対派が存在し、議論が続けられています。

山岳保全事業について

山岳保全事業について

 

ここまで見てきたような山の環境問題を解決するため、さまざまな保全事業が行われています。山岳保全事業の中から、いくつかの事例を紹介します。

政府の取り組み:森林経営管理制度(森林経営管理法)

森林は、地球温暖化防止や災害防止、水源涵養など、私たちの生活に重要な役割を果たしています。しかし、所有者の高齢化や不在村化などにより、適切な管理が行われていない森林も増えてきました。
そこで、2019年に施行された「森林経営管理法」では、市町村が森林所有者から経営管理を委託された森林を、自ら管理したり、林業経営者に再委託することで、適切な森林管理を推進しています。
これにより、森林の公益的機能を維持しつつ、地域の活性化にもつなげられることが期待されています。

 

森林は、光合成により大気中の二酸化炭素を吸収し、炭素を蓄積する大切な機能を持っています。地球温暖化対策として、この森林の二酸化炭素吸収機能を最大限に発揮させることが重要になっています。

日本では、「地球温暖化対策計画」に基づき、適切な森林管理や植林・間伐の推進木材利用の促進などに取り組んでいます。国民一人ひとりができる身近な活動として、植林ボランティアへの参加や、木製品の利用なども広がりつつあります。

 

森林と脱炭素をめぐる情勢について

出典:林野庁森林と脱炭素をめぐる情勢について』p6(2022年1月)

 

国立公園などの山岳環境保全

国立公園や国定公園の山岳地域は、優れた自然環境と景観を有しており、登山などの自然体験アクティビティを通じて、人々の心身の健康と社会の活性化に重要な役割を果たしています。
一方で、山岳地域の利用が進むにつれ、し尿やごみの適正処理、登山道の整備・維持管理などの課題も生じてきました。
国立公園などの自然の生態系と景観を未来に引き継ぐために、自然資源の利用と自然環境の保護のバランスを取ることが重要です。

 

\木道の整備に木材の地産地消をするケースも/

 

木質バイオマスエネルギーの利用

木質バイオマスエネルギーとは、木材を燃料として発電や熱源とするエネルギーのことです。化石燃料に代わる再生可能エネルギーとして注目されており、地球温暖化対策や森林資源の有効活用、地域活性化などに貢献することが期待されています。
山林の荒廃や野生鳥獣との軋轢、森林管理の担い手不足など、山村地域の抱える問題は深刻化しています。一方で、これらの地域には未利用の木質バイオマス資源が豊富に存在しています。
この木質バイオマスの利用は、単なるエネルギー源としての活用だけでなく、山間地域の環境保全と地域振興にも大きな役割を果たすことができます。適切な森林管理と木質バイオマスの活用により、荒廃した山林の再生や野生動物との共生、さらには地域経済の活性化など、山間地域の抱える課題解決にもつながると注目されています。

山の環境を守るために私たちができること

山の環境を守るために私たちができること

 

私たち一人ひとりにも、山の美しい環境を次世代に引き継ぐための大切な役割があります。少しの理解と行動で、簡単にできることがほとんどです。ぜひ、この機会に山の自然を守るために、自分にできることから実践してみましょう。

 

\この夏はエコキャンプに挑戦してみよう/

 

​​ごみを持ち帰る

登山に行った際は、必ずごみは持ち帰りましょう。残念ながら、散歩道やピクニック場など、自然の中にはポイ捨てされたごみが見つかります。
お弁当の袋、ペットボトル、使い捨てカイロ…どんな小さなごみでも、自然に負荷を与えます。自然の美しさを損ねるだけでなく、野生の動植物への被害にもなりかねません。使い終わったものは、責任を持って持ち帰り、適切に処理することが大切です。

​​携帯トイレを持参する

山では、トイレ施設が限られています。万が一の備えとして、携帯トイレを持参しましょう。使用後は、指定された場所で適切に処理してください。
携帯トイレなら、衛生的で環境への影響も最小限に抑えられます。ぜひ、登山装備の一つとして習慣にしましょう。

​​決められた道を歩く

登山道は、登山者の安全と環境への影響を最小限に抑えるために、慎重に設定されています。決められた道を歩くことによって、遭難や事故を防ぎ、貴重な植物や動物が生息する自然を踏み荒らしたり、傷つけたりするリスクを減らすことができます。
事前に登山地図などで登山道を確認し、設置された標識に従って歩きましょう。また、他の登山者と譲り合いながら歩くことや、無理せず自分のペースで歩くことも大切です。

​​「カントリーコード」を守る

カントリーコードとは、特定の地域で設定された登山ルールやマナーのことです。日本では富士山や屋久島などでカントリーコードが発表されています。
カントリーコードでは、ごみを持ち帰る、植物を摘まない、登山ルートを守るなどのルールが設定されています。山ごとのマナーを確認し、心に余裕をもって過ごしましょう。

​​登山道の整備ボランティアに参加する

登山道の整備は、安全で快適な登山体験を提供するだけでなく、自然環境の保全にもつながります。
各地には登山道整備のボランティア団体が存在し、草刈り、標識の補修、ごみ拾いなどの活動が行われています。自然の中で体を動かしながら、実際に登山道の補修や環境保護に携わるのは、とても充実した体験になるでしょう。

まとめ

澄んだ空気、力強い風、緑のトンネル、広がる絶景。山は、私たちの心身をリフレッシュさせてくれるかけがえのない存在です。
しかし、近年、山の環境は深刻な問題に直面しています。

 

  • 登山道の荒廃:増加する登山者によって、登山道が傷つき、土壌が流失
  • 森林資源の減少:違法伐採や開発などにより、森林面積が減少
  • ごみの放置:登山者によるごみの放置が、自然景観を損ない、生態系に悪影響を与える
  • 外来種の侵入:ペットの遺棄や登山者による持ち込みによって、外来種が侵入、在来種を駆逐する恐れ
  • 気候変動の影響:地球温暖化の影響で、雪解け水が増加し、土砂災害のリスクが高まる

 

上記の通り、山の環境に影響を与える問題はさまざまです。
今後、さらなる気候変動の進行によって、山の生態系への影響が危惧されています。豪雨や干ばつ、病害虫の異常発生など、「mountain-crises」(※3)と呼ばれる複合的な問題が山間地域に押し寄せてくることが懸念されています。

 

山の環境を守ることは、生物多様性の保護や自然資源の循環利用、さらには地域活性化にもつながります。木質バイオマスの活用による再生可能エネルギーの確保は、気候変動対策としても重要な役割を果たすと期待されています。

 

また、山の環境を守ることは、下記のSDGs(持続可能な開発目標)の達成にも大きく貢献します。

 

  • SDGs目標7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • SDGs目標8:働きがいも 経済成長も
  • SDGs目標11:住み続けられるまちづくりを
  • SDGs目標13:気候変動に具体的な対策を
  • SDGs目標14:海の豊かさを守ろう
  • SDGs目標15:陸の豊かさも守ろう

 

つまり、私たちができる山の環境保護の取り組みは、持続可能な社会の実現に向けて、大きな力となるのです。 山の美しい自然を未来にもつなげるために、私たち一人ひとりができることから始めましょう。登山時のマナー遵守や、ボランティア活動への参加など、個人の理解ある行動がとても重要です。

 

(※3)mountain-crises
mountain-crisesとは、気候変動に伴う複合的な危機が山間地域に押し寄せる事態を指す概念です。具体的には、山岳地域での異常気象の増加、山火事の頻発、病害虫の蔓延、土砂災害の激化、植生の変化など、さまざまな環境問題が連鎖的に発生することを意味しています。これらの問題は単独では対処できても、複合的に発生すると山の生態系全体に重大な影響を与えかねません。

 


参考・引用文献

【今起きている山の環境問題とは?】

環境省『産業廃棄物の不法投棄等の状況(令和4年度)について』(2023年12月)

警察庁『第2章 生活安全の確保と警察活動 環境犯罪への対応』(2024年2月)

林野庁『国有林におけるゴミ問題』

林野庁『令和5年度 森林及び林業の動向(第1部 森林及び林業の動向)』

林野庁『森林・林業・木材産業の現状と課題』(2016年7月)

林野庁『我が国の森林と森林経営の現状 -モントリオール・プロセス第3回国別報告書- 』(2019年7月)

環境省『森林の除染等の取組 生活環境の安全・安心の確保に向けた取組』

環境省環境省『世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」における環境省の取組について ごみ問題への対応』

北海道森林管理局『森林はごみ捨て場ではない!!(エゾシカ残滓不法投棄)』

林野庁『森林における生物多様性の保全及び持続可能な利用の推進方策』(2009年7月)

林野庁『生物多様性保全に資する森林管理のあり方に関する検討の方向性について』(2023年12月)

農林水産省『農林水産省の生物多様性戦略』(2012年3月)

東北森林管理局『樹木損傷やマナー違反の状況』

日本クマネットワーク『森林・林業・木材産業政策に関する御意見等(回答様式)』

日本クマネットワーク『街に出るクマ~アーバンベアとどう付き合うか~ 』(2023年3月)

北海道森林管理局『森に入られる方々へ~ヒグマの被害に遭わないために~』(2021年7月)

環境省『クマ類の出没対応マニュアル』(2021年3月)

日本経済新聞『「都市型クマ」急増、被害過去最悪に 近寄らせぬ対策を』(2023年11月)

日本経済新聞日本経済新聞『[社説]クマ被害防止へすみ分けを』(2023年11月)

東京新聞『「アーバン・ベア」だけじゃない!「ボア」が千葉の繁華街近くに「23区にいつ現れても不思議ではない」』(2023年11月)

 

【山と海との関係】

環境省『里海と物質循環 里海を育む太く、長く、滑らかな物質循環』

環境省『山に木を植えよう』

環境省『「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトについて』(2014年12月)

環境省『海洋プラスチックごみ』(2023年7月)

九州大学『環境中に漏れた全世界のプラスチックごみ約60年分の行方を解析』(2022年3月)

環境省『海洋プラスチック問題について』(2018年7月)

環境省『海洋ごみとマイクロプラスチックに関する環境省の取組』(2017年12月)

環境省『平成29年度漂着ごみ対策総合検討業務海洋ごみ学習用教材小中学生用』(2017年)

 

【森林火災と環境問題】

JAXA『気候変動2023 第3回:森林火災と地球環境』(2023年12月)

環境省『第2章 地球温暖化にいち早く対応する現在世代の責任-チャレンジ25-』

国立環境研究所『2019~2020年のオーストラリアの森林火災は過去20年で同国において最も多くの火災起源の二酸化炭素を放出した』(2021年5月)

日本経済新聞『山火事×温暖化、負の連鎖 世界の森林焼失2倍に』(2024年1月)

国際農研『853. 森林火災・山火事のトレンド』(2023年9月)

林野庁『4.国際的な取組の推進』 林野庁『森林と脱炭素をめぐる情勢について』(2022年1月)

総務省『林野火災を防ごう!~全国山火事予防運動~』

地球・人間環境フォーラム『カーボンニュートラル実現に向けての世界の森林の吸収拡大に関わる課題とは』(2022年3月)

林野庁『山火事予防に当たって注意することは?』(2023年7月)

林野庁『日本では山火事はどの位発生しているの?』(2023年7月)

林野庁『山火事の直接的な原因にはどのようなものがあるの?』(2023年7月)

 

【山岳保全事業について】

林野庁『森林経営管理制度(森林経営管理法)について』

林野庁『森林と脱炭素をめぐる情勢について』(2022年1月)

林野庁『令和元年度 森林・林業白書』 第1部 特集 第2節 多様化する森林との関わり(2)(2020年6月)

林野庁『木質バイオマスの利用推進について』

林野庁『木質バイオマスとは』

産経新聞『青森・津軽で地域貢献型バイオマス発電所を見てきた 目標は50年間の事業継続』(2016年5月)

 

【山の環境を守るために私たちができること】

林野庁『地域の連携によるごみ不法投棄対策』

林野庁『令和4年度不法投棄物クリーン活動』

林野庁『令和5年度不法投棄物クリーン活動』

林野庁『捨てたらゴミ、拾えば資源?間伐材の有効利用!』(2014年8月)

市川 聡『屋久島のエコツーリズムとごみ』(2015年4月)

ふじさんネットワーク『富士山について カントリーコード』

屋久島リアルウェーブ『屋久島カントリーコード』

ライター

松本淳和(まつもとじゅんな)

生物学の研究室に所属する大学博物館職員で、資料や標本の管理、標本の製作などの作業をしています。より良い人間社会と生物多様性の豊かな未来、そして読者の幸せを願って、役に立つ情報を発信するためにライターとしても活動しています。

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