紙加工メーカー大昭和紙工産業が運営するカンキョーダイナリー(環境>)では、環境問題に関わる現場からも学びのある情報をわかりやすく発信中!
今回はカンキョーダイナリーを運営する大昭和紙工産業が東京本社を置く、東京都中央区の環境活動に参加。取り組みの内容や実際に取り組んでいる模様をお届けいたします。
まちかどクリーンデーってなに?
家庭や事業所などの自主的な清掃活動の輪を広げ、清潔で快適なまちを実現するために東京都中央区が実施している活動が「まちかどクリーンデー」。平成17年7月から、毎月10日を実施日として自宅や事業所などの周辺清掃を促進しています。
参加方法は?
参加を希望する方はあらかじめ区に参加登録書を提出する必要があります。
まちかどクリーンデーの窓口は「中央区役所 環境土木部環境課環境啓発係」。
参加登録書を提出すると希望する数の「啓発用のたすき」を借りることができます。(たすきは直接、区役所に受け取りに行く必要があります。)
ゴミ拾いの準備をしよう!
たすきを受け取り、ゴミ拾いに必要な道具を揃えたら準備は万端!掃除用具は貸し出しを行っていないので自身で準備しましょう。今回ゴミ袋として使ったのは、社内で備品購入時に梱包で使われていたビニール袋!今回は取り組み後の分別がしやすいように、燃えるゴミ用、ペットボトル用、ビン・缶用、と分別ごとにゴミ袋を用意しました。トングはホームセンターで売っていたゴミ拾い用のトングを用意。トングがあるとゴミを直で捕まなくてよいため衛生的で、さらに拾う際にかがまなくてよいので腰への負担も減り一石二鳥。長く継続していくためにも用意しておきたい道具です。
それでは10日のまちかどクリーンデーに向けて日々の業務に励みましょう!
ゴミ拾いに必要な道具は下記の記事でも詳しく紹介していますので参考にしてみてくださいね!
\ゴミ拾いに必要な道具って?/
活動初日!
出勤
初回の活動日は7月10日水曜日!いつも通り9:00の始業に向けて担当スタッフが出社。まちかどクリーンデー啓発たすきを身につけ、いざ美化活動へ!
まちかどクリーンデーでゴミ拾い実施時間の目安とされているのは9:00から9:30にかけての30分間。まずは、ゴミがないか確認しながら本社ビルの周りを1周してみようと思います!
▲会社周辺を探索…
普段は見えていない?意外とたくさんあるゴミの数々…
カンキョーダイナリーを運営する大昭和紙工産業が東京本社を置いているのは東京都中央区八重洲。日本の中でも特に企業が多いエリアで、会社員をターゲットとした飲食店も並んでいます。普段歩いている一見きれいな道でも、今回ゴミを拾うことを目的として歩いてみると、意外や意外、ゴミがけっこう落ちていることがわかりました。ゴミ集積場付近やエアコン室外機の近辺、ビルとビルの間などには特にゴミが集中していました。ゴミの種類としては、お菓子のパッケージにタバコの吸い殻、ペットボトル、中身の入った缶飲料まで…。みなさん!ポイ捨てをしてはいけませんよ!
会社周辺
▲通勤で使ったのか「耳栓」が植え込みの中に。
▲道端にはタバコの吸い殻や、
▲飲み終わったペットボトルも。
ランチでもお世話になっている飲食店付近
▲居酒屋で使われていたであろうおしぼりの袋
▲中身の入ったテイクアウトカップも縁石に置きっぱなしに。
▲ペットボトルと空き缶が同時に見つかることも。
会社周辺には屋外の喫煙所がいくつかあり、タバコの吸い殻が道のそこかしこに落ちていました。ポイ捨てだけでなく、灰皿からこぼれ落ちたり飛ばされたりするものも多いようです。また、想定していなかったゴミで意外と多かったのがおしぼりの袋やレシート!居酒屋が多いことから、飲食店の出入り口付近でこれらが落ちているのを多く見かけました。
▲薬の箱と錠剤のパッケージ
▲誰が捨てたのか、配線を隠すカバーのようなものまで!?
制限時間は中央区推奨の30分を予定していましたが、帰りの道でもゴミの溜まり場が見つかり実施時間は延長戦へ突入ー!
集まったゴミは?
まちかどクリーンデー初日は30分強の実施時間となりました。この短時間でも袋いっぱいに集まったゴミがこちらです!
実施時間が終わり、ゴミが集まったら、ゴミの処理は各自で行います。今回はあらかじめ分別に応じて袋を分けましたが、分けずにまとめてゴミ拾いした場合は会社に持ち帰って、きちんと規定通りに分別して処理しましょう。ちなみに放置自転車や不法投棄された粗大ゴミなどは集めず、見つけたら下記サイトの注意事項欄の連絡先に電話してください。
まちかどクリーンデーに参加して
今回初めて参加した「まちかどクリーンデー」。いつも何気なく歩いている道も、ゴミを探す目で見てみると意外と街が汚れていることに気付かされます。中央区の土地は商業用地の比率が東京都23区中最も高く、在勤者が多いというデータがあります。どの区でも同じことが言えますが、その区の住民だけでなく、在勤者、在学者等、街を利用する全ての人々が協力し合うことが、理想的なまちづくりへの近道です。環境問題が深刻化する現代では、都道府県によって、区によって、市によって、町によって、村によってなどそれぞれ異なるアプローチで日本の環境を良くしようという試みがなされています。ぜひこの機会に自身が住む地域や、働く地域などの取り組みを調べて、無理なくできるところから参加してみてはいかがでしょうか?
\ゴミ拾いが日常化したらワールドカップに挑戦しよう!/
カンキョーダイナリーでは、環境問題に対していま私たちができることを、「紙で環境対策」という視点で情報発信しています。カンキョーダイナリーとコラボしたい方、運営会社である紙加工メーカー大昭和紙工産業の取り組みについて興味のある方など、お気軽にお問い合わせください。
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