大昭和環境チャンネルでは、環境や環境問題への理解を深めながら、カンキョーダイナリーを運営する、大昭和紙工産業の様々な取り組みをご紹介していきます!(※コンテンツの最後で全編を動画でご覧いただけます。)
カーボンニュートラル
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地球温暖化と二酸化炭素
重大な環境課題である地球温暖化は、私たち人間の生産活動による温室効果ガスの排出が、主な原因と考えられています。
人間活動によって増加する温室効果ガスの中で、最も高い割合を占めているのが、二酸化炭素です。
プラスチック製品の焼却処分やエネルギーとしての石油の燃焼などにより、大量の二酸化炭素が大気中に排出され続けていることが、大きな原因の一つだと考えられています。
日本では、脱炭素社会の実現に向けて、「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」ということが政府によって宣言されました。
では、どうすれば温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることができるのでしょうか。
カーボンニュートラルとは?
サトウキビやトウモロコシなどの植物は、収穫までの成長過程で光合成を繰り返すことで、空気中の二酸化炭素を吸収しています。
光合成をおこなうこれらバイオマス由来の製品も、使用後にゴミとなり焼却処分される際には、二酸化炭素を排出します。
しかし、その二酸化炭素の量は、原料となる植物の光合成によって取り込まれた二酸化炭素と同じ量であり、大気中の二酸化炭素の増減に影響を与えません。
つまり、二酸化炭素は大気から植物へ、植物から大気へ移動し、元に戻るだけで、増えることも減ることも無いため、実質プラスマイナスゼロになり、増加にはつながらない。
この状態を、カーボンニュートラルといいます。
石油由来と自然由来の製品
では、原料の段階で二酸化炭素の吸収がない石油などの化石燃料はどうでしょう?
化石燃料の起源は古代の植物や動物とも言われていますが、太古の昔に閉じ込められた二酸化炭素を、焼却処分により、その封印を解き、大気中に撒き散らしていると言っても過言ではありません。
つまり、便利で丈夫な石油由来の製品を使い、不要になったら処分する行為を繰り返す事で、大気中の二酸化炭素は増え続け、地球に負担をかけることで地球温暖化を加速させているんです。
逆に、紙袋やバイオマスプラスチック製のレジ袋など、自然由来の原料からつくられた製品を焼却処分せずにリユースし続けることが出来れば、二酸化炭素の排出量はゼロとなり、二酸化炭素の吸収量が排出量を上回ることで、加速化する地球温暖化にブレーキをかけることになります。
大気中の二酸化炭素量を減らすために、様々な企業がこの状態を目指す取り組みを発表しています。
大昭和紙工産業の取り組み
大昭和紙工産業がお客様に提供する紙製品は、木材を原料とするパルプから作られている、自然由来の製品です。
もしリサイクルされずに焼却処分されたとしても、カーボンニュートラルが成り立ち、地球温暖化防止に役立つ商品として、2050年のカーボンニュートラル実現に大きく貢献できるでしょう。
動画で全編をチェック!
以上、カーボンニュートラルについて、大昭和紙工産業の取り組みを交えて解説しました。いかがでしたでしょうか?是非動画で詳しくチェックしてみてくださいね。
\インタビューで復習/